新型カングーが日本でもアナウンスされているようですね。正直なところ日本でこれまでのような成功を続けられるかどうか微妙な気がしてます。サイズがさらに大きくなるというのもありますが、デザインが受け入れられるかどうか非常に興味がありますね。
実際のところはルノーのラインナップの中でカングーだけがモデルライフの長さ故に旧世代のデザインコンセプトに留まり続けていたのを、今回のモデルチェンジでようやく今の世代のデザインに合わせただけなんでしょうけど、日本はカングーそれ自体がある種のブランドのようになっている特殊なマーケットなんで新型には賛否両論あるんじゃないでしょうか。
うーん、どうだろう。
これまでのポップな感じが失われたように感じます。
プジョーのリフターもざっくり言えば同じ方向のデザインですが、こちらは新規車種ですし最近のプジョーの「シュッとしててカッコいい」系のデザインに沿って出てきたモデルなので違和感はないですね。カチッとしたデザインが好きな人はこちらに流れるのかもしれません。運転席のインターフェイスは好みが分れるでしょうけど。
あと、あくまで個人的な印象ですが、ブランド別に見た場合にはフランス3社の中でプジョーが一番人気があるような気がします。
打倒カングー:その1
マーケティング巧者
デザイン的にいわゆる「フレンチテイスト」を前面に押し出しているのがシトロエンのベルランゴでしょう。明らかに変なデザインですよね。90年代から00年代まで割とおとなしかったシトロエンのデザイン(C6を除く)が2014年のC4カクタスからガラッと変わり、ベルランゴもこの流れに沿っています。カラーリング次第でぐっとかわいい感じが出るのもこのデザインの特長でしょう。
打倒カングー:その2
カテゴリー唯一の愛嬌あるデザイン
最終的には値段とかディーラーの立地とかアフターサービスといった色々なもののトータルが購入の決め手になるのでしょうけど、今回のカングーのモデルチェンジと対抗モデルの台頭がフランス車ではカングーほぼ一択だった日本のこのカテゴリーにどう影響するか見ものです。
ちらっと聞いた話だと現行及び旧型カングーの中古車の値段が新型のアナウンスを受けて動いているとかいないとか。。。
それではまた。
Comments